あなたのお宅は大丈夫?雨漏りで大切なお家の寿命が、、、②
こんにちは!石塚です。
前回、瓦屋根からの雨水の侵入する原因箇所と対策について
お話させていただきました。
前回記事を読んでいないという方は
ぜひ前回の記事をお読みください!
知っていて損はない内容になっていると思います。
前回も言いましたが
もし雨漏りを甘く考えている方、もしかするとあなたの家が
雨水に侵されて目に見えていない場所で
だんだんと大事なお家の寿命が縮まっているかもしれませんよ。
もしこの記事を読んで心当たりがあれば
あなたのお家も雨漏りが発生しているかもしれません。
そうならないために、原因箇所または対策について
書いていこうと思いますのでぜひ参考にしてみてください。
では早速ですが今回はスレート屋根からの雨漏りの
原因箇所、対策について説明させていただきたいと思います。
まずスレート屋根ってなんだ?と思われる方もいらっしゃると思いますので
簡単にスレート屋根について説明させていただきます
スレート屋根とは一言でいうと「スレート」という
粘土板岩を使用した板状の屋根材を何枚も張り合わせた屋根のことです。
厚さ5㎜程度の薄い素材の為
軽量で地震に強いことが大きな特徴です。
この屋根材を一般的には「化粧スレート」といいます。
建築業者さんによっては「コロニアル」 「カラーベスト」と
いう人もいます。
簡単にいうとこんな感じなんですが
それだけじゃイマイチわからないですよね(笑)
なので写真を貼ります!
最初からそうしとけよ。などの文句は受け付けておりません(笑)
これがスレート屋根になります。
この写真を見てみたことある!という方は
沢山いらっしゃるんじゃないでしょうか?
経年劣化で表面の塗膜が剥がれていますね。
そうなんです。スレート屋根は瓦に比べると比較的安価な分
瓦に比べると耐久性は落ちます。
その上瓦より割れやすい。
割れやすいということは、、、、
そうです。台風などで物が飛んできて屋根材が割れた、ヒビが入ったなどで
割れた部分から雨水が侵入してくる可能性が高いということです。
そして写真の通り年数が経つと塗膜が剥がれ下地が露出されパサパサに、、、
そうするとその部分が雨を吸収しだんだん腐食していきます。
雨で濡れて柔らかくなり太陽に照らされ乾燥、、、
伸び縮みを繰り返しているようなものです。
これを繰り返すとひび割れなどに繋がりますよね。
するとそこからまた雨漏りの原因に、、、
それともう一つ気を付けなければいけないのが
棟板金です。
前回の棟瓦と同じ部分、屋根のてっぺん部分です。
この赤丸の部分ですね。
この棟板金も雨漏りの原因箇所なんです。
どうにして雨漏りに繋がるかといいますと
写真をみていただいたら
棟板金が赤い?赤茶色?のような色をしていますよね。
これ実はすべてサビです、、、
一番雨のかかる場所、、、、もちろんサビます。
サビるとどうなりますか?
だんだんと腐食していき鉄板に穴が開きます。
ここから先はもう言わなくてもわかりますよね。
そしてもう一つ。
棟板金を固定している釘の抜けです。
年数が経つとこのように止めている釘が抜けているのをよく見かけます
この釘が抜けるともちろんそこには穴が残りますよね。
するとそこから雨が侵入してくるというわけです。
ではなぜ止めてあるはずの釘が抜けるのか?
不思議ですよね。
実は釘が抜ける主な原因は棟板金の熱膨張にあります。
熱膨張とは金属が熱で温められたときに膨張が起きる現象です。
棟板金は金属のため、日に当たると太陽の熱で膨張し
夜気温が下がると収縮します。
膨張するときも釘が一緒に引っ張られますが
収縮するときは板金だけが収縮して、
長い間膨張・収縮繰り返すことによって徐々に釘が抜けてくる
というわけです。
釘が抜けると雨漏りの原因だけじゃなく
様々な問題も起きてきます。
まず棟板金の下には木下地といって棟板金を固定するための
木が貼ってあります。
この木の上に鉄板をはって釘を打って固定します。
ですが釘が抜けてその穴から雨水が侵入し下地の木が
雨を吸収すると次のようなことが起きます。
腐ってしまってボロボロ、、、
皆さん記憶に新しいと思いますが
去年の台風21号の時、この棟板金がめくれてなくなっているのを
かなり目にしたと思います。
そうです。釘が抜けて下地の木が腐りしっかりと固定できていない状況で
あの風、、、
そりゃあ飛んでいきますよね。
そうするとここからも雨がじゃんじゃん入ってきます。
それだけじゃありません。
飛んで行った棟板金が通行人に当たったら?
人の車を傷つけてしまったら?
大変どころの騒ぎじゃなくなってしまいますよね。
そういった事故や雨漏りを起こさないためにも
しっかりと対策をする必要があります!
その対策ですがやはり屋根、、、
高い場所、自分じゃ登れない。もちろんです。
というより非常に危険ですので絶対にしないでください。
じゃあ対策のしようがないじゃないか!!!!!
安心してください。
そんなときの私たち奥田塗装です。
まず最初に説明したスレート屋根の対策。
定期的に塗り替えして表面をコーティングすれば
パサパサになった部分もカバーできます。
もし数カ所ひび割れがあった場合もちろん補修致します。
定期的に行えばかなり長持ちします。
棟板金のサビも
塗り替え時に私たちプロがしっかりと修繕致します。
まずサビている鉄板部分、
まずケレン作業を行い綺麗に今あるサビを落とします。
その後錆止め塗料を塗ります。
錆止めを塗っておけば塗装後サビにくくなります。
そして仕上げに上塗り塗料をしっかりと2回塗り。
状態が酷く穴が空いていた場合、既存の鉄板を撤去し
新しいものに取り替えることも可能です。
釘の抜けも
塗り替え時にしっかりと確認を行い、
抜けている箇所は新たに打ち直します。
抜けかかっている部分もしっかり新しいものに打ち替えます。
ですが下地の木の部分が腐っていては
どれだけ打ち替えを行っても意味がありません。
ですので下地の状態を確認し
万が一木下地が腐っていたら新たに木下地を作ります。
これら以外の気になる個所などあれば
同時にチェックししっかりと施工させていただきます。
雨漏りは皆さんが思っているより深刻な問題です。
雨漏りが発生する前に対策を練り対応しておくだけで
お家の寿命は延びますし
雨漏りが発生してしまうと中の壁紙などしなくてもよかった工事が増え
無駄なお金がかかってしまいます。
そうなる前に皆さん対策をしてください。
私たち奥田塗装でできることなら全力で対応させていただきます。
この記事を読んで一度見てほしいなどちょっとのことでも
構いませんのでお気軽にご連絡ください!!!!
では次回はあなたのお宅は大丈夫?雨漏りで大切なお家の寿命が、、、③
でお会いしましょう!!
最後までお読みいただきありがとうございます。
ではまた更新しますので是非次も見に来てください!!
石塚